イランの石油大臣はOPECにモニタリング委員会の解体を要請した
2018/11/06
イランの石油大臣はOPECにモニタリング委員会の解体を要請した
ロンドン(ロイター)
イランの石油大臣は、OPECとロシア率いるそれ以外の国との取引についてモニタリングを行なっている2つの委員会の解体を求める文書を、OPECの事務総長に対し提出したと、火曜、イランのShanaニュースメディアが報じた。
「この2つの委員会に属しているOPECのメンバーの中には、一方的で不法なイランに対する制裁を科してくるあちら側(アメリカ側)に、明らかに立場を置くものもあります。」
ShanaはBijan Zanganeh氏(イラン石油大臣)の言葉を引用した。
「彼ら(委員会)はいますぐにでも業務を停止するべきです。」
共同閣僚監視委員会(JMMC)と合同技術委員会(JTC)は、OPECとロシア率いる加盟国以外の石油産出国との取引の一環として、2016年設置された。石油供給を1日180万バレル抑えることを目的としている。
JTCは、石油市場に関する定期的な報告をし彼らの決定を知らせる準備をしている。
6月の会合で、OPECとOPEC以外の国は、ベネズエラやアンゴラなどのいくつかのOPEC加盟国が生産不足だった、その数ヶ月後の2017年1月に採択された、供給削減への100%の承諾へと復帰することで、石油の生産高を高める同意した。
サウジアラビアは、この変化で1日あたり100万バレルほど上昇するのではないかと予想している。
JMMCの会合は11/11に開催される。
トランプ政権によるイランへの制裁が始まりました。中間選挙もあってそっちのニュースのほうが日本では注目されてるのですかね?
イランに関するニュースたくさんあるのでしばらく読んでいきたいと思います。
石油が絡むといろんなところが動く感じが、、、
NCの学生は2021年のムスリムの祭日のための休暇を得ることになるだろう
2018/11/2
ノースカロライナの学生は2021年のムスリムの祭日のための休暇を得ることになるだろう
ノースカロライナ地区最大のパブリックスクールは、2021年のイスラーム最重要の祭日のために休暇を設けることになるだろう。
The News & Observerの報道によると、ウェイク郡のカレンダー作成委員会は2020年から2021年の間、イード・アル=フィトルの水曜日よを休校日とすることに決めた。
イード・アル=フィトルとは、ラマダーンの終わりを示す祭日である。休暇はその初日に設けられる予定で、2021年の3月13日になりそうだ。
Parent Maya Shaikhは、ムスリムの祭日の認識をするよう申し立てをしてきた。彼女は水曜日のミーティングに参加し、すでに国のカレンダーに示されているキリスト教の祭日に加え、2つのヒンドゥー教の祭日とユダヤの祭日もまた休校日とするよう言った。
学校の広報官Lisa Lutenは、カレンダーがコミュニティを反映することはとても重要なことだと言った。
教育委員会はこの日程に賛成する予定だ。
https://www.apnews.com/13ff2fece3bf422a87963c7806509aea
学校のスケジュールが宗教行事を反映するって日本の感覚じゃあり得ないですよね。
ムスリムの旅行先としての香港
ムスリムの旅行先としての香港
香港はムスリムに友好的な旅行先である。有名なモスクや、ハラルレストランが豊富にある。ムスリム旅行者が旅行計画を立てるための情報が下記に示されているので、読んでみましょう。
ハラルレストラン
・香港島 25店舗
・九龍 17店舗
・新界 10店舗
・ハラルレストランがあるホテル 14
・テーマパークにあるハラルレストラン 5店舗
・ハラルフードを提供する飛行機 3
モスク
香港で一番古いJamiaモスクや、その他ムスリムのための礼拝施設に訪れてみよう。
魅力的で美しく、半山區の住宅街の中心に位置する香港最古のJamiaモスクは、1840年代に建てられ、1915年に増築された。Lascar Templeとして知られるモスクは、長方形のかたちをしていて、正門のアーチとアラブ風のアーチ型の窓が特徴的である。
香港のムスリムコミュニティは増加しており、現在3万人の中国人ムスリムを含めおよそ22万人のムスリムがいる。ネイザンロードにあるthe Kowloon Masjid and Islamic Centre は3500人を収容する香港最大のモスクである。
e-ガイドブック
香港にいるマレーシアやインドネシア人ムスリムに対する総合的なe-ガイドブックはここからダウンロードできます。
https://partnernet.hktb.com/en/destination/muslim_travel/index.html
香港から帰りましたー!!
香港でムスリムを見かけることがとても多かったので、調べてみました。
日本人よりもムスリムのほうが多かったんじゃないかな〜。
いろんな文化が混ざった感じがして楽しかったです。意外と英語できなくてもなんとかなりそうな気がしました。笑 、漢字って凄い、読めればなんとなく意味がわかる。英語は単語知らないと全くわからない。
ハラルに関しても、日本では積極的にハラルフードを設置していこうとしている「試み」感が漂っている(偏見?笑)に対し、香港では元々からそこにあるかような雰囲気がありました。
これから先いろいろな国に旅行することになるのですが、やっぱり自分は日本がいちばん好きなんだろうな〜。日本以上に居心地が良くてずっといたいと思う国ってあるのかしらん。
イラク:爆発によって3人の巡礼者が亡くなった
2018/10/30
イラク:爆発によって3人の巡礼者が亡くなった
警察によると、3人のシーア派ムスリム巡礼者がイラク北東の町ハーナーキン付近の聖地へ向かう途中、道端の爆弾によって亡くなった。
イスラム国(IS)のニュース機関アマーク通信が、ISがこの犯行を宣言したことを報じた。
この宣言はすぐには検証されなかった。その地域の戦士は活動的で、過去にもシーア派巡礼者をターゲットにしたことがあった。
数十万人ものシーア派ムスリムが、年一度のアルバイーンの巡礼のために毎年イラク南方の町カルバラーに集まる。アルバイーンの巡礼とは、ムハンマドの孫のフサイン・イブン・アリーが亡くなって40日の、喪に服す期間の終わりを示すものである。
当局の推定によると、今年はイラク、イラン、レバノン、パキスタン、アフガニスタン、湾岸諸国、そしてヨーロッパやアメリカからも、1300万人の礼拝者がバグダードから100km南にあるカルバラーに集まった。
その中の180万人のビザを、イランが巡礼者に向けて配布した。
アルバイーンの記念日を保護するため、3万人の軍人と警察官が、同様にイラクの国民動員軍からも2万2千人が配備された。
治安部隊は巡礼者や乗り物を調査し、カルバラーまでの数百キロの道の警備を行った。
ISは、イラクでカリフを自称し、2017年に近隣シリアで崩壊した以降、誘拐や殺人活動を行なっている。
https://www.middleeasteye.net/news/iraq-blast-kills-three-shia-pilgrims-553823431
「カルバラーの悲劇」はいまから1400年近く昔に起こりました。これが悲劇かどうかが、スンナ派とシーア派の違いと言ったところでしょうか。
それがいまも宗教的行事として何百万人もの人を動かしているということがまず驚き。
どれだけ警備体制を整えていてもこういう事件が起きてしまうということが悲しい。
明日から3日間香港旅行に行くため、更新がなくなります。
また台風来てて心配、、、
レバノンは、ムハンマド・ビン・サラマーン皇太子を「殺人者」と攻撃した編集者を、サウジとの関係を傷つけたとして告訴した
2018/10/31
レバノンは、ムハンマド・ビン・サラマーン皇太子を「殺人者」と攻撃した編集者を、サウジとの関係を傷つけたとして告訴した
出版社の発行人で『Al-Diyar daily』の編集長のCharles Ayyoub氏は、ムハンマド皇太子が、ジャーナリストのジャマル・カショギ氏とイエメンの市民たちを殺したというコラムを書いた。
レバノンの司法長官は、新聞編集者をサウジアラビアとの関係に傷をつけたとして訴えた。
出版社の発行人で『Al-Diyar daily』の編集長のCharles Ayyoub氏は、ムハンマド皇太子が、ジャーナリストのジャマル・カショギ氏とイエメンの市民たちを殺したというコラムを書いた。
彼はレバノンを去るためサウジ大使を訪問し、サウジ当局者について描写するとき22回も「dogs」「pigs」といった言葉を使った。
レバノン法務長官のSelim Jreissati氏は火曜検察総長に『Al-Diyar daily』への処置を始めるよう要請した。この記事はレバノンの法に抵触し、国を危うくするという理由である。
サウジアラビアはSaad Hariri首相によるレバノンの主要な政治ブロックの密接な同盟国のひとつで、またレバノンに対し広範な資金援助を行っている。
リヤドの地域的天敵イランは、強力なHizbollah運動を後押ししている。
59歳のサウジのジャーナリストでワシントンポスト紙の寄稿者のカショギ氏は、結婚はための事務処理のために10月2日にイスタンブールのサウジ領事館に入ったあと殺害された。彼の遺体はまだ見つかっていない。
トルコは、この殺害事件は「残酷に計画された」ものだと言った。
サウジ政府はこの事件を否定した数週間後、とうとう殺害はあらかじめ計画されていたものだと認めたが、「ならず者による犯行」だとしている。
サウジ人でもあるHariri首相は、サウジがカショギ氏殺害事件で国際社会の非難にさらされたことで、サウジアラビアによる支援を受けるのをやめた。
昨年の11月末Hariri首相はサウジの首都に拠点を持つテレビ報道局で宣言した。そのため、彼は誘拐され、意に反する宣言をさせられているのではないかと人々が推測するに至った。
フランスとの調停ののち、彼は自身の辞任を撤回した。サウジアラビアはHariri氏を脅し辞任を強制したことを否定した。
去年の11月の話、気になる、知らなかった。
こういうのが改めて見直されるキッカケになったということでも、カショギ氏の事件はうやむやにされずに終わらないで、まだまだ影響が続きそう。
ルブアルハリ砂漠で壮大な湖をもう一度
2018/10/27
ルブアルハリ砂漠で壮大な湖をもう一度
世界最大の連続砂漠であるルブアルハリ砂漠(The Empty Quarter)に散在している湖が、再び壮大な眺めを作り出している。これらの湖のほとんどがサウジアラビア、イエメン、オマーンの間にある。
この砂漠はサウジアラビア、オマーン、UAE、イエメンにまたがっているが、ほとんどの地域をサウジが支配している。
雨がその地域で降ったとき、木々をラクダが食べ成長するため、ルブアルハリ砂漠は最も重要なラクダ牧草地の中の一つである。
半年おきに発生したMekunuやLubanというサイクロンによって、いくつかの湖ができた。そのほとんどがオマーン側にある。何人かの地質学者は、数千年ルブアルハリ砂漠は淡水湖で、その形跡がいまも残っているのだと信じている。
オマーンの写真家グループはこの砂漠と湖の写真を撮るためにオマーンを旅し、いくつもの写真を撮った。
写真家のHaytham Al-Shanfri氏は、この旅の目的は書類の作成だと、アルアラビーヤ(メディア名)に語った。この目的のため普段彼らは冬に赴いていたが、今年は雨の後の湖の写真を撮るために早めに行った。
Shanfri氏はさらに、この湖はドファール地方の谷から形成され、ルブアルハリ砂漠に向かって450kmも伸びていることを言った。
写真家グループは、オマーン側で撮ったものと同じように、サウジとUAEの部分も含めた湖全体の写真を撮るための旅行を企画している。
写真がとても綺麗でした。
砂漠の中の湖。
見て楽しむよりは実際に行きたいという気持ちが圧倒的に勝つ。
サウジアラビアとトルコは、カショギ氏殺害犯の解明に向けて協力することができるのか?
2018/10/28
サウジアラビアとトルコは、カショギ氏殺害犯の解明に向けて協力することができるのか?
サウジの検事総長Saud al-Mojeb氏が10月2日の殺害事件についての調査のため、日曜、トルコに到着した。
サウジのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏がイスタンブールのサウジ領事館へ行き、二度と出てこなかった日から、3週間以上が経過した。
そしてその間に犯罪に関するいくつもの事実が判明し、全世界に衝撃を与えた。
トルコはカショギ氏殺害の容疑がかかっている18人を送還するようサウジへ求めている。
しかしサウジは、王国内部の法廷で彼らの裁判を行うと主張している。
この問題が、トルコに赴いたサウジ検事との最も重要な議論点になりそうだ。
最初のトルコによる調査では、殺害が計画的に行われたとした。事実、サウジ当局者もある程度時間をかけて認めている。
トルコのエルドアン大統領は、カショギ氏の遺体がどこにあるのか、誰が彼を殺すよう指示したのかを説明するよう強く要請している。
この2国は協力できるのか?
サウジが皇太子の関与を認めることがないだろうし、また誰かよくわからない人たちのせいにされて闇に葬られるのか?そこは闇ではないか。
サウジの王様が差し出すしかないのでは?サウジの王家の中枢ってどうなってんだろ、泥沼後継者争いの真実が知りたい。全然わからないから下手なことは言えません。。。