CEOインタビュー:ウスマン・アハマド
2018/10/18
CEOインタビュー:ウスマン・アハマド
Citiグループのバーレーン、クウェート、カタールのCEOは、銀行のハブとしてのバーレーンの重要性を語った。
Citiグループはバーレーンでの事業の50年目を迎えた。バーレーン、クウェート、カタールのCEOで重要なサウジ人協力者ウスマン・アハマド氏は、その島国(バーレーン)は世界銀行の大手になりうるとても大切な素地を持っていることを強調した。
「バーレーンは地方銀行部門としてだけでなく広域な範囲についても、我がグループにとって非常に重要です。」
「すでに十分組織化されており、消費者金融フランチャイズも整っていることに加え、中東北アフリカ地域(MENA)の財務運営と、11ヶ国の金融機関の顧客に対する主なサービスを、バーレーンを拠点に行なっています。さらに、バーレーンだけでなくUAEの消費者顧客に対応するコールセンターも、バーレーンにあります。」
アハマド氏はCitiグループのイスラム銀行部門のグローバルリーダーも務めており、1996年にパキスタンで初めての任務を引き受けた時から、22年間のキャリアのうち3年間以外は全て銀行業に費やしている。その頃から彼はマニラ、ドバイ、ロンドン、香港でCitiグループのさまざまな重役についている。
1999年に初めてバーレーンに配属されたときから、特に過去3年の湾岸地域の原油価格の急落が報じられていたという背景的に、従来の銀行より早いスピードで成長したと言われているイスラーム金融と同じように、この湾岸国の経済を重要視していた。
「過去3年の財政赤字によってバーレーンの経済が摩耗してしまっているという大きな問題があるけれども、全体的にはよても良く、ここにビジネスを見出したのです。」
「原油価格の低下は、我々のポートフォリオになんの圧迫も与えませんでしたし、それによってバーレーンでの施策を変える必要もありませんでした。」
実際アハマド氏が言うように、バーレーンのGDP成長率は全体的に高い。
「GDPは毎年妥当に3%以上上昇しています。数字上だけで見ると、非原油部門の成長が非常にはやく、年7.5%も上昇しています。」
カタールやその他の隣国との関係性の大きな変化にもかかわらず、Citiグループとそれらの国を拠点とする顧客との取引契約にはいまも変化はないそうだ。
「いまは98ヶ国に支店を持っています。また、160ヶ国にビジネスを展開しています。つまり、我々は常に様々異なる経済サイクルや世界中の政治状況に晒されているのです。それでもいつも、顧客に対しあらゆる市場で有益な提案をすることに集中しています。バーレーンでもクウェートでも、カタールでも、このスタンスを貫いています。だから、顧客への対応が、地域的な事件や政治的出来事に左右されることは全くありません。もちろん、業務を行う環境についての心配りは常にしていますが、サービスの提供に集中するうえでなにか変化をつけるべきだとは思いません。」
アハマド氏によると、いまCitiグループは来年のバーレーン展開50周年記念の祝賀と、将来を見据えたさらなる統合の準備をしている。テクノロジーの開発に重きを置くことで銀行は顧客経験の向上に注力している。
「バーレーンでは、消費者銀行の主要な営業基盤を改良しました。また、デジタル機能の開発を行うことで、Citiグループにとって重要な地域となりました。」
「我々はあらゆる顧客層に対して最良の業務を行うことをなによりも大切にしています。」
http://businessweekme.com/bankers-perspective/
まずは、頑張って訳しました…
長い…
これだけ毎日英語に触れているので、結構読めるようになった感じがします^ ^
TOEICの勉強も再スタートしなくちゃ!
いまさらな話ですが、ビジネスって外部環境に左右されるものの、そこにあるものを無機質なものに変えてしまうことで、その影響を無視して利益の追求を進めることができるようになるのですよね。
このインタビューでもそういう感じで。
良くも悪くも。
本来は同時並行するものじゃない矛盾する事実がごく普通に行われている世界。
こういうものに対する違和感というものは、無駄な感覚なのでしょうか。