永遠のジハード イスラームは決して戦争をやめない③Woten

永遠のジハード イスラームは決して戦争をやめない③
 


アメリカ人思想家 ANDREW HARROD

 

イブラヒムは、地中海でイスラームが行った略奪行為についても強調した。地中海は、「古代ローマにはじまり、キリスト教世界へと至る中で、何世紀にもわたって東西を結ぶ主要な道だった」

その後、この「ムスリムの湖」は、略奪者や奴隷が奪うための土地となった。とくに、「エジプトの征服後は、パピルスのヨーロッパへの輸入がほとんど突然終わり、それによってヨーロッパの識字率はローマ以前の水準まで低下した。

 

イスラーム時代のスペインなどで「寛容と悟りに関する神話が広く普及していた」こととは対照的に、イブラヒムは、イスラームの侵攻に対するキリスト教徒の長年にわたる抵抗についてしるしている。

 

彼は、イスラームの征服と圧迫に呼応して行われ「歪められ悪者扱いされた」十字軍についての記述を省いた。

「よくある十字軍の記述は、信仰を用いるプロトタイプのヨーロッパ帝国主義者を批判したものだったが、近年の学者たちはそうではなかったということを証明している」

 

イブラヒムは十字軍のことを「広大な土地を収める支配者が十字架を取ったときの富と財産の分け合い」と見なしている。

「このような事実は政治的に正しく敬虔な人々のための不都合な真実を反映している」

 

驚くべきことのように思えるかもしれないが、現代の感情の一種という意味とは違う中世のたくましい愛は、キリスト教利他主義(agape)よって形作られていて、これが十字軍の主な動機だったのである。

 

イブラヒムは、イスラームでは聖なる牛を生贄とすることも遠慮なく言及する。とくに、残虐で悪徳に溢れた伝記でのムハンマドは、歴史上「とくにキリスト教徒を憤慨させた」ようだ。

イスラームを批判する人はイスラーム嫌い(islamphobia)と呼ばれる」

「1000の年間のヨーロッパの文章よりもずっと量が多く辛辣な文章を、ムハンマドは深く信じていたのだろう」

 

 

以下要約

 

ムスリムはいまもまだ、彼らに異教徒に対するジハードをするよう要請する、遺跡や宗教を尊んでいる。一方で西洋は自分たちの遺跡や宗教を軽視するようになり、それによって気付けばジハードの標的となっていた。

 

イブラヒムの叙述は、このように誤解するよう誘導され忘れ去られた歴史と、我々との有益なプラットフォームになっている。西洋社会のポストモダンの風潮とは対照的に、ムスリムの言動は、神は亡くなり、歴史は終わり、全てのものは関連しているということを全ての人が信じているとは言えないことを示している。長い歴史上キリスト教徒と苦しみながら抗争してきたイスラームは、その信仰についての真実を愛しながら、最前線で批判を受けるべきだ。

 

 

https://www.meforum.org/articles/2018/eternal-jihad-islam-will-never-ever-stop

 

 

感想はここでは言いません。あえて

 

とりあえずこういう本も読んでみたくなりました。

いろんな価値観があるもんね。

 

自分はどちらかと言うと自分の価値観がいちばん大切な人間なのですが、それじゃダメだな、いろんな価値観を知らねばな、と思うようになりました。大きな国や文化全体のくくりではなく、個々人の差異の範囲のことも。