永遠のジハード イスラームは決して戦争をやめない②

永遠のジハード イスラームは決して戦争をやめない②
 

アメリカ人思想家 ANDREW HARROD

 

 

イブラヒムは、イスラームの来世に関する教えがいかに戦場で殉死する信者を生み出すのかについて調べた。

アッラーのお気に入りを永遠に満足させるためにアッラーによって作られた、超自然的な、天女…」がいるのがイスラームの天国(houris)の楽しみである。

イスラーム聖典では楽園をはっきりと浮世的に描写している」ことが、「ムハンマドの時代の社会の粗々しさ」を反映している。

 

イブラヒムが記したように、受け身のジハードは神聖なことではなかった。イスラームが始まった7世紀からの「アッラーの剣」と言われたKhālid ibn al-Walīdは、「初期ムスリムが征服したアラブの歴史上に大きな姿を現しており、いまも非常に素晴らしいジハード戦士だとみなされている」

イスラームの歴史上、彼と同じようなジハード戦士の記録は、大量殺戮の精神病者や強姦犯と同じくらい少ない。

 

同様に、イブラヒムはオスマン帝国のバヤジッド1世(在1389~1402)についても言及した。「彼の前後の多くのムスリム統治者と同じように、敬虔なムスリムであると同時に堕落していた。だが、厚い信仰心と堕落の間で明白な対立が起きることはなかった」

この信仰深い堕落した状態は、オスマン帝国のデウシルメ制のように、イスラームの歴史上を通して存在していた様々な様態の奴隷制度などに見られる。イブラヒムは現代歴史家の言葉を引用した。「ジハードは、大きな奴隷貿易のような不愉快なものに見える」

 

ムスリムは、イスラームの教えは皇帝の畏怖を神聖なものとしている、というイブラヒムの考察に戸惑うだろう。

 

イスラームの征服活動は、決して「征服活動」と言われることはなかった。むしろ、イスラームの光へと導く「始まり」(futuh)だとされた。ムスリムの侵攻をうけた、あるいは支配されるようになった土地では、道端の異教徒をイスラームへと導入した利他的な行為がなされた、ということだ。

 

このような「利他主義」は、歴史的なキリスト教国を荒廃させた、とイブラヒムは記す。いまで言うところの「西」ヨーロッパは、「広域な文明によるブロックによってイスラームを永遠に断絶した、最西の生き残り」である。

ムハンマドが亡くなった632年以降700年まで続いたアラビア半島から広がったイスラームの征服活動による結果が以下の文章からわかる。

 

…大シリアからマウレタニア(現モロッコ)の、およそ3700マイルの範囲にある全ての古代キリスト教国は、永遠にイスラームに征服された。別の言い方をすると、キリスト教の3つの聖地(エルサレム、アンティオキア、アレクサンドリア)のうち2つを含む、キリスト教国の本来の領土のうちの65%が永遠にイスラームに飲み込まれ、完全にアラブ化してしまった。

 

https://www.meforum.org/articles/2018/eternal-jihad-islam-will-never-ever-stop

 

 

続きます。

 

先日、ムスリムの人とおそらく始めてイスラームについて話しました。とはいえ堅い感じにではなく、日常会話的なことの延長上で相手から出てきたことです。

彼はウイグル人で、国籍的には中国人です。言語は、アラビア文字を使ったウイグル語。

 

ウイグル人は、歴史的に様々な宗教を信仰してきた人たちですが、いままでいちばん長い時間信じ、そしてこれからも信じるのは、イスラームです。」

クルアーンアラビア語以外の言葉に変えて読むこともできるようになっていますが、本当はアラビア語で読まねばならないのです。しかしいまのウイグル人は残念ながらあまり読めません。わたしたちはアラビア語が書いてあるものを簡単に捨てることはしないし、その上に立ったり座ることもしません。」

 

とても美味しいハラル料理を提供するレストランの愉快なお兄さんから聞いたことです。人それぞれ向き合い方はあるのでしょうが、また少しイスラームに対する考え方が変わりました。

 

あっ、なによりハラルフードが美味しすぎて、ふつうに色々食べたいっ。美味しすぎる!ビーガンじゃないけどビーガンの食事するみたいな、、、、?

日本でも食材を買うことができるのを知ったので、今度自分で作ることにも挑戦したいと思います!