カショギ氏は、「サウジアラビアは二度と民主化できないでしょう」とMBS放送で言った②

カショギ氏は、「サウジアラビアは二度と民主化できないでしょう」とMBS放送で言った②

 

「改革者」

 

しかし、アラビア財団の事務局長Ali Shihabi氏は、ビン・サルマーン皇太子のことを「改革者」と呼び、彼は間違いなく「サウジの歴史的背景によって選ばれた者」とし、他国と比べることはしなかった。

 

「…人々は、例えば彼が女性や女性の権限拡大のために行ってきたことを、過小評価しています。女性に車の運転を認め、女性を仕事へと組み入れたことだけではないです。」Shihabi氏は言った。

 

彼は、ビン・サルマーン皇太子が「劇的な変化」として王国に取り入れた、独裁的なあり方を弁護した。

 

「多元的なシステムの下にある発展途上国で、誰一人としてこのような劇的な変化を成し遂げることはできませんでした。慈悲深い独裁こそ必要なものなのです。」

 

Shihabi氏はサルマーン皇太子が、女性に車の運転やスタジアムでのサッカーの試合の観戦を認めたことなどの、自身の改革の実行への批判を防ぐために「多くの宗教的保守主義者と反動主義者を刑務所へ送ったこと」を称賛した。

 

サルマーン皇太子が進めたいくつかの主要な政策に対して、カショギ氏は批判を寄せている。

 

「女性運転以外のことについて話してみましょうか。NEOMプロジェクト。タブークの未来的先進都市に、サルマーンは5000億ドルを投資する計画を立てています。もし失敗したら?国家は破綻します。しかし誰一人としてこのような批判を新聞に書くことを許されていないのです。」

 

カショギ氏は、政府批判をしたあと捕らえられることを避けるために、自ら国を逃れなければならなかった、と言った。

 

カショギ氏に、もしリヤドでビン・サルマーン皇太子の改革についての批判記事を書いていたら、今頃刑務所に入れられていたかどうか、と尋ねると、彼はこう言った。サウジアラビアの刑務所は「とても親切」で、「中東の地下牢のようなところではありませんよ。」

 

 

 

https://www.aljazeera.com/news/2018/03/khashoggi-saudi-arabia-democracy-mbs-watch-180323103543171.html

 

 

 

カショギ氏、行方不明になっていたことを知りました。

 

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/サウジ批判のジャーナリストが行方不明-訪問先トルコで/ar-BBNXbym

 

 

驚いた。

 

無事であることを祈ります。

 

日本にいたらわからない、言論の自由の大切さ。日本はとても良い国じゃない。

 

外交問題に発展しそうだって。

や、どういうこと。わからん。

この先の動向にも注目すべきか。