ヨーロッパはイスラームへの提案を選択している①

2018/11/13

 

ヨーロッパはイスラームへの提案を選択している①

 

 

一見したところ関係していない、ここ20日間のうちにヨーロッパで起こった2つの出来事が、ヨーロッパ文明のゆっくりとした自殺と表現するしかない事柄を示している。

11月9日、アンゲラ・メルケル首相はベルリンで「水晶の夜事件(クリスタルナハト、のちにポグロムナハトと改称)」から80周年のスピーチを行った。

この1938年の出来事は、1400のシナゴーグや数百ものユダヤ系の店の計画的な破壊、3万人以上のユダヤ人の国外追放と強制収容所への連行などをもたらした、ホロコーストの始まりだと考えられている。しかし、ナチスの歴史に詳しい人に言わせてみれば、不吉な兆候はそのずっと前からあった。

 

ヒトラーユダヤ人に対し思っていたことは彼の「我が闘争」に詳しく書かれている。それはのちに1935年9月に、ユダヤ人をドイツ社会から締め出し、彼らが公的に会社を持つことやドイツ人と結婚することを禁止し、国籍のない追放人として自国にいなくてはならないようにした、ニュルンベルク法という形で実現された。

イギリス労働党党首のジェレミー・コービンなどの現代のホロコースト懐疑派やアンチセム族の人に確信させるかのように、言い逃れの余地なく、ヒトラーは自分の軍事力を使ってユダヤ人を絶滅させる計画を、1939年8月22日のオーバーザルツベルクのスピーチで詳しく語っている。

「いったい誰が、アルメニア人の全滅の話をしているんだ」彼は言った。

 

メルケル首相のスピーチの要点は、おぞましい歴史上の事件に関することよりもむしろ、西ヨーロッパでいま広がっている敵意に満ちたアンチセム族の流れや、ムスリムディアスポラコミュニティの全地域に渡る割合を当然と思うことについてであった。

これによって彼女は賞賛されるだろうが、彼女が200万人のムスリム移民を招いたことで、アンチセム族の急増が引き起こされ、移民も批判にさらされているということへの言及を忘れたことは、無礼であった。彼女はまた、統合を求めていないことがわかった移民たちをも受け入れることを東ヨーロッパに強制することで、自分の恐ろしい政策を停止しなかったことについての言及もしなかった。

メルケル首相の評判は落ち目になってきているが、ドイツのシナゴーグユダヤビジネスが、いまフランスでそうなりつつあるように、兵士によって守られなくてはならなくなる日はそう遠くはないだろう。

 

 

https://www.americanthinker.com/blog/2018/11/europe_opting_for_submission_to_islam.html

 

 

前半部では、ユダヤ人とナチスについて述べ、かつての排他的風潮を思い出させています。

 

記事のメルケル首相に対する皮肉っぷりがすごい。そういう言い回しがうまく日本語で表現できないのがもどかしい、皮肉っぷりがすごい。

言葉って奥深いなぁと。それがわかるくらい英語出来るようになってよかったなあって。

 

 

まえなにかのテレビ番組の特集で「いま世界の状況が第一次世界大戦後と似ている」的なことをやっていました。

でもこれって、「その時の状況と似ているからまた大きな戦争が起きてしまうだろう」という意味ではなくて、「その時の状況と似ているけどわたしたちは一度その後の展開を経験しているから同じ過ちは二度と繰り返さない」という意味ですよね。

お偉いさんたち、超基本なことなんだから、このくらいの歴史は勉強してくださいね。