エジプトの大使は、オーストラリアがイスラエル支持に転換したことでアラブ諸国との関係に傷をつけたと言った

2018/10/16 15:17

火曜、アラブの13の国の大使がオーストラリアのキャンベラで会合を行った。オーストラリアがエルサレムをイスラエルの首都だと認識する意向に転じたことが、将来の平和を害しかねないとエジプト大使は発言した。

火曜の朝、オーストラリアのスコット・モリソン首相は予期せぬ宣言をした。彼はエルサレムの認識に「柔軟な姿勢」であり、オーストラリアの大使をエルサレムに移動させる可能性があるということだ。

これを受け13人の大使がオーストラリアの首都に集まった。オーストラリアに赴任しているエジプト大使、Mohamed Khairat氏はロイターに電話でこう語った。

「他国の公使に対し我々の心配事や不安事項を示す手紙を送ることで我々は同意しています。」

「今回のオーストラリアのような決断は、平和への道にとって障害になりかねません。…これらは、オーストラリアとアラブ諸国との関係だけでなく、多くの非アラブ諸国(イスラーム諸国家)との関係にとっても、非常に悪い影響をもたらすかもしれませんよ。」

ある国やある国の利害関係が、このような具体的な事象への認識の立場の表明にあらわれてるだけにすぎないのでは。そういうことなのねーーー。

でもパレスチナの人やイスラエルの人にとって、はそういう認識の表明も表の意味のままの重大な認識として受け入れることになる。振り回される。

なかなか決着がつかない原因の多くもそこなんでしょうかね。色々ごちゃごちゃさせているのは間違いなく外部の干渉だし。

いまの世界ってそういうことだらけなんですかね。

身近なコンフリクトでもそんなことよくありそうな話で。

立場上の意思表示と1人の人間としての意思表示が合致しないみたいな生き方はしたくないものです。オーストラリアの首相がどうかは全く知りませんし、ほかの国のそのような人たちもまた然り。

立場ってそういうときしんどいんだろうな。