イエメン:サウジ主導のフダイダ町での攻撃で市民17人が亡くなった

2018/10/15

 

イエメン:サウジ主導のフダイダ町での攻撃で市民17人が亡くなった

 

日曜の国連の発表によると、イエメンの西にあるフダイダ町を走るマイクロバスが、サウジ主導の連合軍による攻撃を受け、少なくとも17人の市民が死亡、20人が怪我を負った。

 

「これは恐ろしい事件です。」国連のイエメン担当人道調整官のLise Grande氏は声明でこう語った。

 

「イエメンで活動している国連の機関ははっきりとこの市民に対する攻撃を非難します。また、被害に遭われた方々のご遺族に心よりお悔やみ申し上げます。」

 

報道によると、この攻撃は、土曜日にフダイダのJabal Ras地域を旅するマイクロバスを標的にした。亡くなった中には、家族と一緒に乗っていた8歳の子どももいた。

 

「国際人道法のもとでは、紛争当事者は予防措置、比例性、区別の原則を尊重する義務があります。」

 

「交戦国は市民を守ることに全てを尽くさなくてはなりません。傷つけたり、不具にしたり、怪我をさせたり、殺したりするようなことがあってはいけません。」彼女は強調して言った。

 

国連の推測によると、170人以上の人々が亡くなり、1700人以上が怪我をした。さらに42万5千人が6月以降フダイダの家を去るよう強制された。

 

貧窮化したイエメンの人々は、アンサール・アッラー(フーシ)が首都サナアを含む国の大半を侵略した2014年から現在まで、暴力に苦しんでいる。

 

サウジとアラブの同盟国がフーシの撤退を狙いイエメンの上空で大規模な軍事攻撃を始めた2015年、抗争は一気に激化した。

 

いまも続く暴力は、イエメンの基本的なインフラ整備を荒廃させている。国連はこの状況を「現代で最悪な人道的災害のひとつ」と描写している。

 

 

http://muslimnews.co.uk/news/middle-east/yemen-saudi-led-attacks-kill-17-civilians-hudaydah/

 

 

同じ湾岸地域でも。

攻撃に使われる武器で儲かるアメリカなどの武器商人たち。

市民の命は守らねばならないと言う国連。

じゃあ兵士って一体なんなんだろう。

 

戦争に臨む兵士さんたちの思っていることが、わたしが戦争に対して抱く感情と大きく違ってくるのは当然のことなんでしょうが。

戦後の日本しか知らないからかな。

 

平和ボケ万歳