トルコ警察は「カショギ氏が領事館で殺害された」ときの音声を保持している

2018/10/15

イスタンブールのサウジ領事館で殺害されたカショギ氏の失踪に関して、詳細情報が明らかになりつつある。

トルコ当局は、イスタンブールのサウジアラビア領事館で殺害された行方不明中のサウジのジャーナリスト、カショギ氏にかんする録音音声を持っている。トルコ人官僚がアルジャジーラに語った。

匿名でアルジャジーラに語ったトルコ人官僚によると、その音声はカショギ氏が領事館に行った10月2日に装着していたと報道されるApple Watchとは別の音源であるようだ。

ロイターニュースも、月曜、2人の匿名の官僚の発言を引用し、トルコ警察はカショギ氏が領事館で殺害されたことを示す録音音声を持っていると報道した。

サウジアラビアはサウジの政治を批判したカショギ氏の殺害を強く否定している。サウジの内務大臣はこの主張を「でたらめ」と表現している。サウジの官僚は氏は領事館に入ってすぐ去ったと言った。

ロイターに語ったトルコ人官僚の1人は、カショギ氏が殺されたことを示す証拠は、サウジやアメリカを含む国々で共有されているとのこと。

「その証拠はすでに全ての関係国に渡っています。」と治安当局筋の人は言う。

「いま我々は領事館での具体的な証拠を集める段階にいます。」

アルジャジーラが取材した安全保障局員によると、トルコが保持している録音音声は11分の長さがあるという。

警察が行なった技術的な音声分析の結果、録音には3人の声が入っており、ジャーナリストのカショギ氏に加え、あと2人はおそらくサウジ人である。カショギ氏は領事館を出た瞬間、襲われたようだ。

その官僚によると、「今日領事館でカショギ氏とのミーティングがある」と言った領事館のスタッフは、カショギ氏が行方不明になった日の11時半に解雇されたようだ。

アンカラにいるサウジ大使は我々の問い合わせに対してコメントを返していない。

カショギ氏のニュース、日本でも大々的に報道されていますね。日本で扱う中東関連のニュースにしてはかなり大々的では？

これは日本だけじゃなくて、いろんな国のワールドニュースで取り上げられているのを見ます。かなり細かく大々的に。

え、なんでだろう？？？

複数の国をまたがった事件だから？

たしかに、ある国の内部で完結するニュースはわざわざ取り上げる必要ないですね。サウジでは実際多くのジャーナリストが「改革者」ムハンマド皇太子への批判をして、捕らえられたりしているので。

トルコという他国を巻き込んだからか。

アメリカもがっつり口を出してますしね。アメリカ大統領は、サウジが切り札(石油)を出したらまた態度を変えたそうですが。

サウジの国際関係はすぐ石油につながるからかな〜。日本に影響しないとも言えない。

というか、石油の多くをサウジに頼っているなら、影響しないわけがなくて。だからこんなにニュースとして取り上げてるのかな…？

あるいはムハンマド皇太子を潰そうとしてる勢力がいるとか？わからんなぁ。

カショギ氏が行方不明になる前まではカショギ氏の批判とか亡命とか、こんな日本のニュースで扱われてなかったじゃん。っていうのが疑問なのです。カショギ氏はなぜ亡命したのか？なにを批判したのか？なんのための批判だったのか？

メディアの報道ってどうなってるのか本当に気になる。

国やメディアごとカショギ氏のニュースに関して報道している「事実」も違うので、比較しつつ本当のことを知れたらと思います。